仙台に居るうちにやっておきたいことのひとつを実行。
2005年3月、噂に聞くガンダムショットバーに行ってみた。
幼少期、地元でガンダムが放送されていなかったことから、
自分は全くガンダムはわからない。
しかしガンダム好きの友人男性に店の存在を教えると狂喜。
鼻息も荒く、ともに入店。
彼女が泣いて止めるのを振り切って来たという。
街から少し離れたところ。
仙台の代表的な飲み屋街とは離れた場所の小さな二階。
入り口には旗。店名は「ZION」。
(※2006年1月 画像追加)
「 GUNDAM SHOT BAR 」
そしてこのマーク。
現在のジオンの正確なスペルはZEONらしいが、
元々はZIONと設定していたところ、
ZIONではユダヤ中心主義を意味するため問題になるとかならないとかで
後からZEONに変えられたらしい。
それをふまえての店名だろうと友人の解説。
黒板が立てかけてある。
(※2006年1月 画像追加)
ガラス張りの入り口にはガンプラがずらりと並ぶ。
輸入雑貨屋並みにガンダムグッズで溢れているのかと思っていたが
中はそれほどではない。けっこうさっぱり。
しかし置いてある物、掛けてある物は全てガンダム。
大きなスクリーンにエンドレスでガンダムが放映されている。
入れかわり立ちかわり、必ず誰か客がいる。
店員は低く渋い声の、雰囲気のよいお兄さんがひとり。
メニューはさすが。
写りが悪くて申し訳ないがまずはドリンク。
ビールは、ガンダム(生)ガンダムMK-U(ヱビス)
などが続く。
メニューの一部。
ドムを頼んでみたら、
「まさにドム色と言える色」(友人談)の
藤色のカシスミルクが出てきた。
上のメニューには見えないが、
友人はメニュー上のドリンク「黒い三連星」を頼むことにした。
そして店員を試してみると言いだし、
「黒い三連星」を指す意味で
「ジェットストリームアタックください」
と店員さんに言った。
店員さんは動じることなく復唱し、
見事「黒い三連星」(コーラ割りの三種類のカクテルセット)を持ってきた。
そして友人は
「どれがマッシュですか?」
とさらに突っ込む。
泣いて止める女を振り切ってきただけのことはある。
しかし、店員さんは
「右のジンベースがマッシュで、
左のテキーラベースのがオルテガで、
真ん中のウォッカベースのがガイアでございます」
(※自分はよく覚えていないが、だいたいこんな内容)
と、低い良い声ですらすらと全て説明しきっていった。さすが。
そしてフード。
「肉系 おやじにも殴られたことのない人へ」
「串系 軟弱者へ」
などが見てとれる。
ドズル系、ギレン系、キシリア系と分けてあるのもツボ(友人談)。
「カツ・レツ・キッカ(三種類のフライの盛り合わせ)」
「3倍のスピードで食べろ!ピラフ」
などそれぞれガンダムを踏まえたネタであり、
ファンならニヤリとせずにいられない(友人談)。
ポイントカードをもらう。
裏には「店内は階級制になっております」と書いてあり
一度の来店で1ポイントになり、3ポイントが貯まれば昇進で、
各階級オリジナルカクテルがもらえるらしい。
店内での迷惑行為は降格処分、
有効期限(半年間)が切れた場合は1階級降格、との掟も書かれてある。
書く名前はどうでもいいので、と言われ、
友人は「シン・マツナガ」(登場人物らしい)と書いていた。
店員さんにきいたところ、
隣の美容院のオーナーが趣味で始めた店で、
開いて一年ちょっとだという。(※2005年3月現在)
口コミで広がっている様子。
友人はご満悦であった。
ガンダムファンなら行って損無しとの評価。
ファーストガンダムだけでも知っていれば楽しめると言う。
自分は知らないながらも、友人の解説とともに楽しめ、
仙台在住の記念になった。
そして帰宅後、友人とその彼女の関係がどうなるのか、
自分はノータッチでいたいと思う。
《 ガンダムショットバー ZION 》
仙台市青葉区大町2-4-1 グランドソレイユ2F
Tel : 022-726-0731 / CLOSE : am 00:00 / 定休日:日曜日
《 連邦軍 》
2005年12月、ZIONに続き、噂に聞くZIONの姉妹店「連邦軍」に行ってみた。
ZIONから歩いて3分。
日中だったため、まだ開店していなかったので、外装のみ。
こちらは日曜祝日も営業しているそうだ。
アップにしてみる。
メニューが貼ってある。
特別メニューもある。ドンペリ。
フードを見てみる。
前回ZIONに一緒にいった友人は、その後通いこみ、3段階ほど昇格したと言う。
そしてZION行きを泣いて止めた彼女とは、儚い結果になったとの報告を受けた。合掌。
ガンダム好きに幸あれ。
《連邦軍》
Tel : 022−215−8355
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